40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

スーパーカブで日本一周 56日目

6:30起床、9:09出発

 

277.角間天秤 (福岡県うきは市

帚木さんの本「水神」の舞台となった場所。川の中に置かれた大きさの異なる3つの石の配置によって流れ込む水量を絶妙にコントロール。その様からここは「天秤」と呼ばれる。

 

278.長野水神社 (福岡県うきは市

計画を主導した5庄屋の偉業を称え、祭神として祀っている神社。1882年の創建ということなので、だいぶ時代は下るようだけど。天皇や将軍でもないし、庄屋の神格化にはそれくらいの時間は必要ってことかね。200年かけて水の恩恵にも十分与っただろうし。
川に面して景色の広がる、気持ちの良い場所に立つ神社だった。

 

279.弓立神社 (福岡県うきは市

第12代・景行天皇熊襲征伐の際に立ち寄った場所とされる、由緒と歴史のある神社。ここも帚木さんの本「水神」の舞台となった場所。工事の成功を祈り、二晩三日の祈願が行われたという。

 

280.大石堰、大石水神社 (福岡県うきは市

5庄屋の発案により始まり、幾度かの工事の末、1674年に完成した大石堰。これにより、筑後川の水の一部を大石・長野水道に流し水を確保する。水不足に苦しんだ当時の農民の偉業だね。ただ、その当時の堰は1953年の大洪水で破損してしまい、現在の堰はその後に完成したものとのこと。
大石水神社は、大石水道の完成に際して5庄屋が自然石を建て、堰や水路の守り神としたもの。その後、 弓立神社の境外末社として整備された。
本で読んだ場所を色々と巡ることが出来て楽しかったし、より感慨深くその場所を感じることが出来た。

 

豆田の町並み (大分県日田市)

1601年に丸山城(現・永山城)の城下町として生まれたところ。当時の商家や土蔵などの古い町並みが昔のまま残る。ここを主目的として訪れたわけではなかったので、風情のある町並みが広がっていて驚いた。統一感のある町並みってのはやっぱりいいね。

 

スイーツ店「豆田ロール粋」

youtubeの動画でここのチーズロールが紹介されたのを見て気になり、いつか行こうとチェックしていた。日本一周の旅も終わるし、家に持って帰って打ち上げのお供にしようと。優しい甘さで美味しかった。

 

帰宅

ようやく家に帰ってきた。これにて56日間にわたるスーパーカブで日本一周の旅が終わった。43日目に一時帰宅しており、そこで旅心がリセットされていたので、その時ほど家に違和感は感じなかったかな。これだけ長期の旅をしておいて何だけど、やっぱり家はいいな。落ち着く。しばらくは遠出せず、家でゆっくりして今までの疲れを癒したい。

 

出費:1873円 172km走行