4:59起床、6:31出発
227.都農神社 (宮崎県都農町)(日向一宮 21)
平安時代に編纂された「延喜式」にも記載のある、歴史ある神社。神武天皇が東遷の際、この地に立ち寄ったと伝わる。石持ち神事(石に願を掛け、本殿裏に納める)の趣向も面白い。せっかくなのでやっておいた。いつもながら、朝一の人がいない中での参拝は気持ちが良い。
228.御池(みそぎ池) (宮崎県宮崎市)
伊弉諾尊(イザナキノミコト)が黄泉の国から戻った際、穢れを祓うために禊ぎをしたという場所。それにより、天照大神、素戔嗚尊、月読尊の3神が生まれた。神話は結構好きなんで、来てみたかった。何も知らないで見れば、ただの池なんだけどね。
初代天皇の神武天皇を祭神とする神社。宮崎から奈良に向かう征服の旅「神武東遷」の際に乗ったという船「おきよ丸」を再現したものが境内に展示されていた。神社はなかなか良い雰囲気だったけど、雨がパラつき始め、ちょっと急ぎ足気味になってしまったのが残念。
1940年は神武天皇の即位から2600年にあたる。それを祝う事業として建設されたのが八紘一宇の塔。「八紘一宇」って言葉は大戦期のイメージで凄く悪くなってしまったけど。そのため、戦後は文字が撤去され、名称も「平和の塔」に改称された。今は八紘一宇の文字が復元されているけど、そのイメージが払拭されきったとは言えないかなあ。そこまで古いわけじゃないけど、なかなか歴史の詰まった塔。デザインもインパクトがあったし、見る価値があった。
8時くらいからパラつき始めた雨だけど、10時頃から豪雨に。しかも雷付き。どこかで雨宿りすることも考えたけど、いつ止むかも分からないし、そのまま突き進んだ。週間天気予報で、比較的天気のいい日程を選んだはずなのに、再開2日目から崩れるなよなあ。おかげで靴の中もぐちゃぐちゃ。今回の旅で一番酷い雨。
231.鵜戸神宮 (宮崎県日南市)
神武天皇の父が産まれた地とされる。でもそれより、この神社の立地が凄い。波の浸食により形成された岩窟内に本殿が存在する。この神社に行くために階段を下っていくんだけど、そこから見える景観もダイナミックで迫力がある。これは人気になるのも納得だなあ。
参拝の途中で雨も止み、その後は晴れになった。おかげで十分にこの景観を堪能することが出来た。あのまま雨が続くことがなくて良かったよ。
232.飫肥城跡 (宮崎県日南市)(100名城 22)
南北朝時代に築城され、中世には島津氏との抗争の舞台になるも、その後は代々伊東氏の居城となった。例によって明治の廃城令で建物は取り壊されるものの、石垣はよく残っており、大手門も復元され、往時をしっかりイメージすることが出来る。城下町も当時の風情を残しているとのこと。
今日はちょうど飫肥城下まつりが開催されており、屋台が色々出ていたし、郷土舞踊「泰平踊」や早馬も見れた。狙って来たわけじゃないので、こういうタイミングが合うのはとても嬉しいよね。
猪崎鼻キャンプ場 (宮崎県日南市)
キャンプ地で設営した後に、また雷雨。早めに着いておいて良かった。
出費:4278円 175km走行