「戦う自分」をつくる１３の成功戦略

「戦う自分」をつくる13の成功戦略

情熱の炎をたぎらせる心がまえ
１．心底やりたいことを追いかける　　自分の好きなことに専念すること。もしくは、自分のやっていることを好きになること。偉業を成し遂げる唯一の道は、心の底から欲することなのだ。
２．自分の欲望を正々堂々と肯定する　　自分が心底望むものは何かを明らかにする。人生で何かを成就するには、どれぐらい強く欲しているかが問題になる。意志の強さは、欲求の強さによって決まる。是が非でも手に入れたいと思えば、意志の力は後からついてくるものだ。
３．不完全燃焼の生き方と手を切る！　　常に100％の情熱でことに当たっていれば、不思議なくらいエネルギーが湧いてくる。意欲も自然と高まり、目標までの道のりも楽しみながら進むことができる。反対に、力を出し惜しみしたり斜に構えた態度でことに当たったりすれば、目標までの道のりは長く、険しいものになる。

やるべきことに一点集中する　　"何でも少しずつ"では何もなしえない！自分の才能を伸ばしたいなら、集中力をつける必要がある。何かに専念するには、優先順位を明確にし、それを守ること。

人生は「短距離レースの連続」だ　　人生は長距離レースではない。本当は短距離レースがいくつも連続しているのだ。

感想
かなり参考になった。僕は自分自身にそれなりに自信を持っているが、そんな中で足りないと痛感していることの一つが、「情熱」なんだよなあ。目標に向かってコツコツと粘り強く取り組むのは得意なんだけど、イマイチ瞬発力に欠けるというか、圧倒的な熱意・やる気を示せないというか。そういう状態に持っていったほうが、効果も取り組みやすさも格段に高まるだろうと、頭では分かるんだけど。というか、そうやって頭で考えた必要性だから、本当にそれを獲得しようとしようと思えないんだろうな。
僕がこの人生において、何をおいても成し遂げたいことは何なのか？そのために生まれてきたと主張できるものは何なのか？頭で考えた冷静な目的ではなく、心の底から生まれる、激しい欲求を引き出したい。多少操作を入れたとしても、一度そういう状態の自分を体感してみるのもいいかもな。
「人生は短距離レースの連続」って言葉も気に入った。本当にそうだよな。長距離レースだと思って、体力を温存していては、ラストスパートに要らぬ余力を残してしまう結果になりかねない。人生の最後で、「本当はもっと頑張れたのになあ」なんて後悔はしたくない。今を全力で、余力なんて残さず全てを出し切って、情熱を持って物事に取り組んでいきたい。
使える時間の全てを使ってでも成し遂げたい目標ってやつを、何としてでも掴みたい！「目標を見つけることが目標」ってのは、何か本末転倒か？