40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

【番外編】京都旅行2

今日もそれほど纏まったわけじゃないんだけど。でも、いつまでも引っ張るのも何だし、軽く総括してみるか。
今回も、色々な神社巡りをしてきた。そしてようやく、京都にある世界遺産を全て制覇した。全部見終わるのに、何回京都旅行をしただろうな。まあ、それだけを目的にして旅行してきたわけでもなかったしね。世界遺産以外にも、歴史と格のある神社は多いし、神社だけが京都の楽しみどころってわけでもないし。


そんな旅行をしておいて言うのもなんだけど、実のところ、神社仏閣のご利益とかは特に信じてないんだよな。初詣は自分一人では行こうとも思わないし、御守りも買わないし。行けば参拝は一応するが、それだって別に神様に祈っているわけではない。自分自身に言い聞かせ、決意を新たにしているだけ。そんなこと、わざわざ神社に来ず、家でだって出来るんだけど。「何かに頼りたい」って気持ちは分かるし、力を得られるのも本当なんだろう。大体、何の役にも立たなければ、こうして残っているわけがないんだし。まあ結局、自分が力を得られたと思えるかどうかが全てなんだよな。神社仏閣はその舞台装置。
そんな醒めた僕がこういうスポットに来るのは、やっぱり歴史が感じられるから。時経つうちに、古いものはどんどん淘汰されていく。それが残るのは、人々が残す努力をしてきたから。そして、その意志を持続させるのに、「信仰」ってのはうってつけの手段。歴史あるものを求めると、それが軒並み信仰の対象物になってくるのはしょうがないところだよな。
それに、神社仏閣に願いを込めてお参りしてきた人々の心情に思いを馳せるのも、なかなか乙なもの。色々なドラマがあったんだろうなあ。想像すると楽しくなってくる。「思いが力を生む」ってのは、まあ時と場合によるだろうが、その思い自体は全て尊いものだと思う。
「伝統」にも興味がある。信仰と似たようなものかもしれないが、代々継いできたものに接することに喜びを感じる。
あと、そういう文化や様式の、時代や地域・国による違いってのも面白いよな。それらを比較し違いを探ってみるのも楽しい。


そんなわけで、色々なスポットを巡っているわけだけど。一つのものをじっくり掘り下げるのも好きだけど、新しいものを求めて飛び回るのも好き。さて、次はどうするかな。