40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

【番外編】2011年の振り返り1 書評まとめ

2011年ももう終わりだし、一年を振り返ってみようかな。
今年ブログを書いた日数は、今日のを入れて150日、計159のエントリーをアップした。読書した本は156冊。紹介しなかった本もあるし、旅行記なんかも載せたのでこの数字になっている。
去年は173冊読んで160エントリーをアップした。読書数は若干減ったけど、今年は平日もこまめにアップしていたので、更新日数はかなり増えた。あまり間を開けず、コンスタントに書き続けられたんじゃないかな。年後半は若干ペースが落ちていたけど。


書評ブログではよく、「2011年のベスト10」とかを発表している。僕もそういうのはチェックして、本を選ぶ参考にさせてもらったりしている。それを真似してみようかな、と考えもしたんだけど。
でもベストなんて、読む人の背景・環境によって変わってくるからな。僕だって、今のタイミングで改めて読んでみると、全然響かなかったり、逆にすごく感銘を受けるものもあるだろう。読んだ瞬間の評価に過ぎないものを挙げるのも嫌なので、止めておくことにする。代わりに、印象深かった本を幾つか紹介。


内田樹期間限定の思想」。思考回路は結構僕と似ているんだけど、今まで考えもしなかった視点を提供してくれた。僕とは意見が合わない部分もあったけれど、それも思考を深める助けとなる。生き方自体が正反対な、島地勝彦さん、堀江貴文さんにも刺激を受けた。引き続き追っていきたい。
小林よしのりゴーマニズム宣言SPECIAL新天皇論」と、竹田恒泰語られなかった皇族たちの真実」の女系天皇vs男系天皇論議。両者意見が激しくぶつかって、すごく面白かった。近々、女性宮家の創設の検討を進めるみたいだし、どうなるのか注目していこう。
・木原武一「人生を考えるヒント」。ニーチェにはかなり嵌ったなあ。今年はニーチェ関連で8冊、哲学本も幾つか読んだ。どの本にもすごく刺激を受けた。自分自身の生き方を分析・吟味することも出来たし。来年も哲学本は色々チェックしていきたい。
広井良典死生観を問いなおす」。死について。これも哲学っぽいけど。意義深い生を送るためにも、ちゃんと考えていきたい。
瀬戸内寂聴痛快!寂聴仏教塾」。仏教関連も色々と読んだ。計10冊。身近にありつつ全然調べたことは無かったんだけど、かなり論理的でびっくりした。まだまだ奥は深そう。
ジェイムズ・P・ホーガン星を継ぐもの」。小説から1冊を選ぶならこれかな。かなり面白かった。こういう良質な本はどんどん読んでいきたい。ただ、今年読んだ小説は計36冊。156冊読んだうち、23%が小説ってのは割合としてどうだろう?多すぎってことはないと思うけど。でも、小説は楽しいんだけど、ストーリーを追うのに熱中してしまう。自分の内面との対話や思考の深堀りの機会が少なくなっちゃうんで、純粋な楽しみ・息抜き程度に留めておきたいところなんだけど。注意しよう。


著者別ランキング。1位は11冊で瀬戸内寂聴さん。2位は9冊で小林よしのりさんと内田樹さん。4位は8冊でクーリエジャポン。5位は6冊で有川浩さん。シリーズものが上位に来たってだけで、あまり面白い結果でもないな。僕の小林さん・内田さん好きは分かったけど。


次はタグ別ランキング。1位が72個の「雑学」。2位が58個の「生き方」。3位が11個の「人間関係」、「仕事」。なんかめちゃくちゃ偏ってるな。もうちょっと分類を考えた方がよさそう。


最後に。3/16にページビューを導入して以来、12/29までで73914アクセスを記録した。一日平均256アクセスくらい。こんなに増えるとは思わなかったのでびっくりしているし、見てくれた人には感謝している。ブログをアップする励みにもなった。自分の備忘録・気付きのために始めたブログではあるけれど、このブログから何かしらの示唆を得てもらえたのだとしたら嬉しい。来年は今年ほど定期的にアップできるか分からないけど、習慣として続けていきたい。