ルネサンスとは何であったのか
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2001/04/01
- メディア: 単行本
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僕もこの人のおかげでルネサンスにはかなり興味があるし、なによりイタリアに行ってみたい。僕に芸術が理解できるか不安はあるんだけど。やっぱりせっかく行くからにはそこでなにかしらの感情に湧いてきてほしい。イギリス旅行はかなり楽しかったけど、古代の遺物を見る喜びや外国に来ているという達成感というか異国感というか、そういう雰囲気に満足していたような気がする。ナショナルギャラリーにも行ったけど、疲れていたのもあったけどせっかくだから見ておかなくちゃという意識のほうが強かったと思う。芸術に接するにはこちらにもある程度の素養は必要なんだろうか。塩野さんによれば、そんな予備知識は邪魔なだけで、差し向かいで自分なりの理解を得ることが大切なんだってことらしいけど。実物を見たっていう事実を作るために行くのではなく、そこから何かを感じようと思えば、やっぱりじっくり見ることが必要で、そうなると長期滞在をしなければいけないだろう。
いつかは絶対にイタリアに行ってみせる。僕の中で、これは実現すべき夢になっている。一つでも多く、こういった夢を持ち、それを実現していきたいと思う。