「今の中東」がわかる本
- 作者: 大野元裕
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2007/06
- メディア: 文庫
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歴史に興味を持って色々な国について調べているけれど、今現在どうなっているかはあまり注目してこなかった。そういうわけで、前に読んだ「神の法vs人の法」は、今のフランス・トルコの政治と宗教の関わりを知ることができ、とても興味深かった。その第二段としてこの本を読んだ。
もともと立ち読みで見つけた本だったんだけど、序盤を読んだだけでもかなり面白かったので、もっとじっくり読みたくなった。それで、図書館で予約して詠むことにした。中東とアメリカの関わり、中東にとってのイスラエル、イラク戦争などがよく分かった。近代以降中東で起こっている戦争の意味を知ることが出来た。
本当に、知ることは喜びだなあ。何度も、「そういうことか!」と思わされた。国の問題はその一国に収まらず、隣接する国を巻き込み、地域を巻き込み、ひいては世界を巻き込む。こういった、つながりを持った世界の絡み合った紐を、今後もじっくりを解きほぐして理解していきたい。「今の・・・がわかる本」はシリーズになっていて、他にアメリカ、中国、韓国・北朝鮮、インドについて本になっている。それらも読みたくなった。図書館には所蔵していなかったため、Amazonで購入した。この先これらの本を読むのが楽しみだ。