40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

仕事を100倍楽しくするプロジェクト攻略本

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イデア出しミーティングの仕方
?各自、自分のアイデアの要点を、大きな文字や絵や図で紙に大きく書く。集まる前に、各自いくつかのアイデアを書いておくこと。ミーティングには、各自がそのたくさんのアイデア用紙を持ってくる。くだらないものでもいい。良いアイデアは、人と話しているときに出てくることが多い。とはいえ、自分側に何もなければ、対話しても、出てこない。きっかけとなる「何か」がいる。それは、くだらないアイデアかもしれないが、それがきっかけとなって素敵なアイデアが生まれる場合もある。
?持ち寄った紙は、全てテーブルの中央に出す。発案者とアイデアは、切り離すべきだ。出されたアイデアは、自分のアイデアではなく、プロジェクト全体のアイデアであると考えるべきである。自分のアイデアだと考えていると、それに固執して、他の人のアイデアを受け入れたり、融合したりすることを、無意識のうちに避けてしまう。
?今後は各自でアイデアを整理して考えてみる。絞り込む作業は、個人ですること。全体でやらないほうがいい。誰もが納得する優等生的なアイデアが勝ってしまいがちだ。多数決なんて最悪だ。そうやってメンバー一人ひとりアイデアを整理し、絞っていく。このときに新しいアイデアも生まれる。
?その後に、各自が整理した頭で、再び会議をする。ここでポイントなのは、2度目の会議でも、アイデアを絞り込むのではなく、さらにアイデア出しをする会議を行なうのだ。各自が整理したアイデアの中に、さらにアイデアを付け足していく。そうやっていくと、それぞれのアイデアが融合したり、まったく別の方向からアイデアが出たりする。異なるアイデアの一致点を見つけて、それを大きくしていくイメージで、アイデアを成長させていく。


相手を知るためのインタビュー
第一のコツは、まず相手の話を自分勝手に誘導しないようにすることだ。相手が考えている間は、聞く側がじっくりと待つこと。沈黙を恐れない。二つ目のコツは、「どこに焦点を当てるか?」だ。相手の答えを注意深く聞く。その中から、気になる部分をピックアップして、そこにライトを当てて、相手に返してみる。自分の意見や感想を返すのではなく、相手を観察した結果を返す。「どこに焦点を当てるか?」を考えて、焦点を当てたものをそのまま返す。三つ目のコツは、聞きながらメモを取ること。後からまとめて書こうとすると、忘れてしまう。メモを取ることで、次に焦点を当てる部分を見つけることができる。録音する場合でも、要点をメモするように心がけよう。



感想
サイト「わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる」でお勧めされていた本。アイデア出しの方法なんかは、もし機会があるのならば試してみたい。
短い本なんだけど、参考になる部分が詰まった面白い本だった。