- 作者: 中原英臣
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/07
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
ビジネス書みたいに重くて理解しにくい内容じゃなかったので、するすると読み進めることができた。たまにはこういう本を読むのも視野が広がっていいだろう。
「日本人が人間ドックや癌検診を受けるのは、異常がないと知って安心するため」って指摘は面白かった。どちらも病気を検出する精度はあまりいいものではないそうだ。それにも関わらず頻繁に健診を受けるのは、ただ安心を買うためだけ。
僕としては、わずかでも病気の兆候を発見してくれるならそれに越したことはないと思うが、それも過ぎればただ病院の金づるになるだけだろう。健康的な生活を心がけていきたい。でも一度は詳細に調べてもらいたいなあ。30歳になったら人間ドックに行ってみよう、とか考えているんだけど。何かしらの病気が進行していないといいなあ。