- 作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス
- 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2007/08/01
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- 作者: 竹宮ゆゆこ,ヤス
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若さってのは素晴らしいな、と。僕くらいの年になってしまうと、やっぱりかわすことを覚えちゃうんだよね。傷つかないために。この本の中でいう、すみれ先輩みたいに。まあ、彼女も実はまだまだ子供なんだって話になってるけど。
高い視点から物事を見るようになるというか、先を考えて行動するようになるというか。特に、僕の場合はその傾向が強いのかもしれないけど。でも今さらがむしゃらに行動してみよう、とは思わない。分野を限定して、先を想定した上でそのように行動することはあるかもしれないけど。それほど経験を積んできたわけではないけれど、やっぱり人の生き方ってのは熟練してくるんだな、と改めて思ったり。
でも、子供の見方のほうがより人生を楽しめる面もあると思う。希望に溢れ、目標に向かって強く進めたり、勇気を振り絞ったりできる面もあるんだろう。物事ってのはいくらでも見様があるから。大人な見方がいい時もあれば、子供の見方がいい時もある。意識して、自分にプラスになる思考やテンションを引き出していかないといけないなあ。この本の著者だって、子供目線の考え方を保持しつつ、大人の思考で物語を紡いでいる。両方を自在に使えるように生きていくのが、最もうまいやり方なんだろうなあ。