ゴーマニズム宣言 1
- 作者: 小林よしのり
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 1999/04
- メディア: 文庫
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少し前に「嫌韓流」ってマンガを読んだが、その時Amazonで関連本として挙がっていたのがこの「ゴーマニズム宣言」。「嫌韓流」も読み終わったんで、こっちにも手を付けてみることにした。著者の小林よりのりって人、「おぼっちゃまくん」を書いてた人だったんだな。全然知らなかった。まあ、別に「おぼっちゃまくん」に嵌ったクチでもないんで当然かもしれないけど。でも子供の頃に何度か見たこともあったんで、「そうだったのか!」とちょっと驚いた。
「ゴーマニズム宣言」のシリーズって結構売れているらしいが、「嫌韓流」に触れるまで全然その存在を知らなかった。いかに僕の世界が狭かったかを物語っているなあ。これからはアンテナを広く張って情報収集に努めていきたい。
こういうノリの主張もなかなか面白い。シリーズ本が結構あるようなので、これから読み進めていきたい。
面白かったのが、イジメについての考察<その2>という章。
女性はよく徒党を組む。一人ひとりは弱いから、群れて行動するんだろう。そうしてグループになった女性ってのは、やっぱり強いし怖いからなあ。女性がどこでもそういうグループを作るってのは、本能なんだろう。経験もあるのかもしれないけど。
現代は女性が強いって言われているけれど、それは女性が群れることも関係しているんだろうな。一対多では、やっぱり多の方が強いから。もし女性が群れずに男性と一対一で対立するとすれば、男性にだって目があると思う。でも現実、一人の女性の後ろに多数の女性を感じるからこそ、立ち向かえないんだろうなあ。男性も群れるようになれば、女性以上の力を獲得できるようになるのかもしれないけど。
でも男には団結力がないからなあ。ある特定の主義主張があれば集えるんだろう。結社とか暴力団とか軍隊とか。そういう強い思いを持っていない男は、やっぱり個々分散してしまって、大人しくなっちゃってるのかなあ。
なかなか面白い。って、ここで考えたことって、この章での主張とは全く関係ないことなんだけどね。