五〇〇億ドルでできること
- 作者: ビョルン・ロンボルグ,小林紀子
- 出版社/メーカー: バジリコ
- 発売日: 2008/11/07
- メディア: 単行本
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前に読んだ「地球と一緒に頭も冷やせ!」でも扱われていた「コペンハーゲン・コンセンサス」についての本だったので、新たに得た情報ってのはあまりないんだけど。この会議は2008年にも開催されたらしい。この合意が世間のコンセンサスになれば、より効果的な対策を採ることができるようになるのになあ。こういった本を出版することもそうだけど、是非発信に努めていってほしい。僕も機会があれば立場を表明してみたい。
やることは分かっているのにそれが様々な障害によりうまくできないってのは本当にもどかしいなあ。既得権益とか政治の腐敗とか。でもまあ、世界は歩みは遅いとしても発展の方向に向かって成長してきたわけだし、将来的には全地域が取りあえずの近代化を達成する日も来るんだろうなあ。楽観的な見方かもしれないけど。
その時には代替エネルギーも発見されているかもしれない。どんな世界になるんだろう。今よりも幸福量が多い世界だといいなあ。そういったことを想像するのも楽しい。こういったことを他の人と話し合ったりするのもまた楽しいのかなあ。