40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

選ばれるプロフェッショナル

選ばれるプロフェッショナル ― クライアントが本当に求めていること

選ばれるプロフェッショナル ― クライアントが本当に求めていること

多くのプロフェッショナルは、答えを出すことにとらわれ、自分は「専門化」だと認識し、優れた分析をし、専門特化することに励んでいるのだ。それに対して、クライアントは、プロフェッショナルが「適切な質問をし」、「深いだけでなく幅広い知識を提供し」、「分析のみならず大局的な考え方を示し」、「一方的に話すだけでなく、こちらの話にも耳を傾け」てくれることを望んでいるのだ。


ディープ・ジェネラリスト
マッキンゼーの企業文化と組織作りに最も貢献したマーヴィン・バウワーは、このジェネラリスト的な視点を強く信じていた。この視点を持つには、コンサルタント同士でアイデアや経験を共有することが必要だと感じた。バウワーは、ニューヨークのオフィスで頻繁に昼食会を主催し、コンサルタントが、自分たちの仕事や苦労話について情報交換するよう奨励した。


信念
人のアイデンティティは他の人の存在によってしか完全には定義できない。他人とは、家族、友人、教師、同僚、その他同じコミュニティ、同じ文化の仲間などだ。ユニークで、侵すべからざるそれぞれの個人は、他人と相互に関係する網目のなかに存在している。完全な人間になるとは、他人の一部になることであり、彼らと一部を共有することである。これこそが愛である。与えることが当然とされるのもこのためなのだ。


感想
かなりためになった。「アドバイザー」ってのは僕が最終的に目指したい立ち位置だし、ここで勧められていた7つの特徴ってのを意識しながら今後のレベルアップを図っていきたい。
「信念」の項で、自分の核となる価値観や信条を知るための質問項目が列挙されていた。自分自身について棚卸しするためにも、一度じっくりと考えてみたい。年末年始にまとまった時間が取れるので、その際、今年一年を振り返りつつ、これまでの自分も振り返り、自分を再定義してみよう。どんな自分を抽出することができるのか、今から楽しみだ。