短期間で組織が変わる行動科学マネジメント
- 作者: 石田淳
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/09/29
- メディア: 単行本
- 購入: 14人 クリック: 158回
- この商品を含むブログ (64件) を見る
行動に焦点を当てるマネジメントでは、「結果に直結している行動」をいかに見つけるかが最も重要なキーとなる。そこに所属する人たちの行動を分析し、その中から結果に直結している行動を見つけることだ。リーダーが必要な行動を加え、不要な行動を取り除くことによって、求める結果は必ず得られる。
大切なことは、目標達成や問題解決に必要な行動がいったい何なのか、できれば五つ見つけることだ。その中でも特に重要な、二つあるいは三つの行動をリーダーがピックアップし、そこに改善を加えるのである。
リーダーの仕事とはいったい何だろうか。強化や罰の部分で、強化を与えたり、罰を与えられた場合、そこでの環境や人・物が、本人にとって行動を増やしたり、減らしたりすることにつながる原理というものがあるが、いかに仕事を好きになってもらうか、いかに会社を好きになってもらうか、いかにチームを好きになってもらうかがパフォーマンスを上げる上で非常に重要なのだ。リーダーはそのような社内環境を整えなければならない。
感想
前に行動分析学の本を読んだけど、これもその関連本。似たような内容といえばそうなんだけど、復習にもなったし、新たな視点から見ることもできたし、読んで良かった。今の職場も、もっともっと活性化させることができる。そのために今の僕が何をすることができるのか、考えていきたい。同じ働くなら楽しいほうがいいからね。大事なことだと思う。