パフォーマンス・マネジメント
- 作者: 島宗理
- 出版社/メーカー: 米田出版
- 発売日: 2000/03/01
- メディア: 単行本
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「自分の行動は自分の意志によるものだ」という考えは迷信である。強化の原理や弱化の原理から分かるように、行動は環境との関係、すなわち行動随伴性によって引き起こされたり、抑えられたりする。意志の力によってではない。もちろん意志も影響するが、それは通常、行動随伴性のごく一部でしかない。だから自分の行動を完璧に管理できないのは、むしろ当然なのだ。
行動を一定の先行条件でのみ行うようにすると、自然にその先行条件が行動を引き起こすようになる。そこで、習慣化させたい行動は、できるだけ同じ時間に、同じ場所でする。
感想
「値段の10倍得する本」の第7弾。良い習慣を付けたいって思ってた矢先なんで、この本を読んだのはタイムリーだったかな。簡単に上手くいくとは思わないけど、何も試さないうちから判断するものじゃない。実は前にも似たような本は読んだことがあるんだけど、あの時は結局試さずじまいだったからな。自分に適用するならまだしも、人に働きかけるのは、今の僕にはまだまだ難易度が高い。今回は100%自分のことなんだし、やり易いだろう。
僕にとって、良い習慣をつけるために好子となる報酬とは何なのか?今現在身に付いている、悪い習慣とは?それを弱めるためには?今年ももうすぐ終わる。年末年始の休み時間を使って、2012年を振り返り、2013年の目標も立てるわけだし。その際には、この考えを取り入れて計画を立てることにしよう。