実践するドラッカー 行動編
- 作者: 佐藤等,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2010/04/02
- メディア: 単行本
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・この一年でやり遂げなければならない重要なこと
・この一ヶ月でやり遂げなければならない重要なこと
・この一週間でやり遂げなければならない重要なこと
・今日やり遂げなければならない重要なこと
フィードバックを行う
・決定したこと、どんな結果を期待するのかを書きとめておく
・行動の結果を振り返る
・事前に期待した成果と、事後の成果を比較する
・そこから行動を修正するための情報を得る
・次の行動に反映させる
・決定と成果の傾向を把握する
機会をつかむ準備をしておく
アクションプランは意図であって、絶対の約束ではない。一つひとつの成功が新しい機会をもたらし、一つひとつの失敗が新しい機会をもたらすがゆえに、頻繁に修正していくべきものである。
感想
ドラッカーの本はこれまでにも何冊か読んだことがあるので、全く新しいことってのはなかったかな。でも忘れていたことや、実践しきれていないこと等あったので、ちゃんと活用していきたい。
特に、一年の目標や一ヶ月の目標ってのは立てるようにしているけれど、一週間単位、一日単位の目標ってのは立ててこなかったので、そういう点を意識していこうかな。一ヶ月単位だとどうしても最後の追い込みの負荷が大きくなってしまい、達成を目指すだけで、行動の質が上がりにくいからな。
それと、行動前に、どんな結果を期待するかを書き留めること。振り返りはしていたけど、行動する前の意識や決意ってのはあまり覚えていないものだからな。行動前後を見直し、そこを比較することで、今後の行動に役立てることができる。これは是非取り入れていこう。
それと、アクションプランを修正していくってのも。一度立てた目標は、とりあえずそのままにしてるからなあ。今年の初めに、僕の目的に沿った幾つもの目標を設定したけれど、既に流れから外れて、手をつけないだろう項目ってのがいくつかあるからな。そういうのは残しておくんじゃなくて、随時見直し、修正していかなければいけないそうだ。意味のない目標を残しておいても、「達成できないんだな」という残念な気持ちを呼び起こすだけで、全然良い効果がないからな。多少戒めにはなったとしても。それよりは、流れに合わせてより効果的な目標をどんどん設定していく。目標は、あくまで目的を達成するためのガイドに過ぎないからな。目的を見失うことなく、意味のある目標を掲げていかないと。
やっぱりドラッカーさんは良いことを言う。それを読むだけで満足するのではなく、一つ二つでも実践して自分のものとしていきたい。