40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

幸せがずっと続く12の行動習慣

幸せがずっと続く12の行動習慣

幸せがずっと続く12の行動習慣

幸福行動診断テスト(自然であるか、楽しいか、価値があるか、罪悪感があるか、義務感があるか)
1.感謝の気持ちを表わす -1.17点
2.楽観的な気持ちを高める 3.33点
3.考えすぎない、他人と比較しない 3.00点
4.人に親切にする 0.50点
5.人間関係を育む 1.33点
6.問題に立ち向かうための対策をとる 1.33点
7.人を許す 0.17点
8.心から打ち込める活動をもっと増やす 3.67点
9.人生の喜びを深く味わう 3.67点
10.目標の達成に全力を尽くす 2.33点
11.宗教やスピリチュアルなものに関わる 2.33点
12.身体を大切にする 0.50点


私たちは、人生で重要なものは大きくて劇的な出来事(災害、海外旅行、結婚など)だと相変わらず強く信じ込んでいます。人は人生での特別で重要なエピソードに注目し、記憶する傾向があるのです。
でも、ありふれた日に経験するポジティブな感情を過小評価してはいけません。なぜなら、きちんとその意味を理解できると、あなたの視点をガラリと変えられ、ついさっきまで存在さえも知らなかった新たな可能性に心を開かせてくれるからです。



感想
値段の10倍得する本」の第10弾。幸せについては僕も関心のあるところで、今までに何冊も読んでいる。それらと関連する部分や新しく気付かされた部分もあり、楽しく読むことができた。幸福度を左右する「意図的な行動」に注目し、そこの改善を図ろうって話。


12の行動習慣の中で、僕と親和性の高い習慣は、高いものから「8.心から打ち込める活動をもっと増やす」、「9.人生の喜びを深く味わう」、「2.楽観的な気持ちを高める」、「3.考えすぎない、他人と比較しない」。親和性が高いだけあり、既に身に付けていたり、実践中であったりしたけど。


まずは8番。前に読んだ「フロー」についての話が出てきた。毎日の活動に点数を付けるのは、今も継続している。今後は、それらの活動を増やしていくことも検討していきたい。


次に9番。これもそれなりに実践できているかな。未来に備えることと、今現在を楽しむことのバランスをちゃんと取るように心がけている。より強い刺激を求めて模索するばかりでなく、今の行動からより深い満足を得ることも意識していきたい。喜びを味わうためのアルバムを作るってのも面白そう。もともと、記録を残すのは好きなんだし、まとめてみるかな。


次いで2番。楽観的ってのは問題ないな。悲観的に考えてわざわざ暗くなるのはバカらしくて意味ないって思ってるから。生産的じゃない。出来ることがあるのなら、さっさと行動して改善なり備えなりすればいい。失敗しても、他に出来ることを考えればいいだけ。反対に、自分に何ともできない問題なら、考えるだけ無駄。受け入れればいい話。その判断や割り切りは、わりと出来てるほうかな。


最後に3番。これは、2番とも関連する項目でもある。比較することもあるけれど、その使い方はきちんとコントロール出来ている。自分に出来ることがあり、奮起を促すためなら比較も使う。でも、わざわざ劣等感を刺激して落ち込むだけの比較はしない。


まあ、もともと現状にはそれなりに満足しており、幸福度も高いと思っているからな。「つながり 社会的ネットワークの驚くべき力」でも書かれていたように、幸福の50%は「遺伝」によるってことで、その恩恵は受けているっぽいから。10%の「環境」も結構恵まれていると思っているし、40%の「意図的な行動」もそれなりに出来ているかな。


とはいえ、まだまだやり様はある。12の習慣の中でかなり親和性が低かったり、実践できていない項目も多かったからな。残り8項目の中で一番試してみたいのは、12番の「身体を大切にする」。今のところ、去年よりは運動する頻度が上がったけど、まだまだ満足できるレベルにはない。意識せず出来るところまで習慣に組み込みたい。あと、瞑想ってのも面白そう。ちょっと胡散臭さも感じてしまうわけだけど、少しばかりかじってみようかな。
1番、4番ももう少し何とかしたいところ。もちろん、その価値は十分に分かっているし、気持ちもあるんだけど。自然の境地にはまだまだ至れないな。


今回の本で、「値段の10倍得する本」、全10冊を読みきった。ここで挙げられていなかったら読まなかっただろう本が多かったし、いい経験になったかな。そうは言っても、僕の関心事に近い本が多かったし、それほど新鮮ってわけでもなかったけど。もっと振り幅を広げてみるのも面白いかもしれないな。テーマ別読書と並行して、そういう読書も楽しんでいきたい。