いのちの詩集
- 作者: 中原中也,立原道造,八木重吉
- 出版社/メーカー: SDP
- 発売日: 2008/11/17
- メディア: 文庫
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詩ってのは、作者の感性とどう響けるか、作者の思惑と違ったとしても、自分の中で何かを生み出すことが出来るか?ってのが勝負だと思う。そういう意味では、中原中也や立原道造の詩は僕には難しかったみたいだ。どこに響けばいいのやら、ただただ通り過ぎていったって感じ。かろうじて、八木重吉の詩にはちょっと感じる部分もあったけど。
なんか、詩って、自分の感性を試されているように思う。自分に引っ掛かる部分があまり無かったのは、そう考えるとちょっと残念。でも、人に合わせるばかりが正しいわけではない。人とは違う自分の気持ちに自信を持って生きていくってのも大事だ。だから、これでもいいんだ。そう結論付けた。
中原中也の「春日狂想」は、その中の一部分だけ引用されたものを見たことがあったんで、その全文を知ることが出来てちょっと嬉しかった。