いやな上司はスタバに誘え!
いやな上司はスタバに誘え!ー人間関係に奇跡を起こす逆転脳の秘密ー
- 作者: 西田一見
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2009/06/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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それをビジネスの世界では、「課長はわかってない」とか、「あんな仕事やってられない」とか、「俺は俺のやり方でいく」なんて簡単に言ってしまえる。上司に気に入られなくても、すぐに給料が減るわけではありません。仮に嫌われても、部署異動したり転職したりすることで、活躍の場が与えられる。だから、そんな甘いことを言っていられるのです。
選択肢が目の前に現れて、どっちをとるかで迷うことが人生でも仕事でも多いものです。このときに、楽な道と険しい道があれば、険しい道に進むことをお勧めします。迷いとは、基本的に可能性が生じているときに起こります。最初から無理だと思っていれば、そもそも迷いは生じません。すなわち迷うということは、ちょっと上の目標に手が届く可能性が芽生えてきたときだと言えるわけです。
例え失敗したとしても、その経験が財産になります。しかし、無難な道は、大きなリスクは無いでしょうが、その道を進んだところで、得るものは何もないのです。成長はないし、得られる経験もありません。「ちょっと背伸びをすれば届くかもしれない」という目標にチャレンジするから、潜在能力が引き出されるのです。それをしないと、いまの自分のできる範囲でこぢんまりとまとまってしまうだけ。だから、迷ったときはチャンスなのであり、そのときには絶対に険しい道を選択すべきなのです。
感想
前々から気になってはいたんだけど、図書館に保管していないため諦めていた本。今回、ようやく重い腰を上げて購入し、読むことが出来た。今後、読みたいと思って図書館に無い本は、どんどん買っていこうと思う。小金を節約するより、読みたいという意欲・欲求を満足させてあげたほうが、得るものは大きいだろう。そうやって買った本ならば、少しでも多くを学ぼうとして集中力や中身の抽出力も上がるだろうから。それに、「経験しないことには成長はない」ってこの本にもあったように、本を読むのを回避すれば、その分の成長は得られないんだからな。
「悩んだときは行動する・より難易度の高い道を選択する」ってのは大事だよなあ。今年はこれを行動の指針として、自分自身をストレッチしていきたい。もしこれが達成できれば、僕の将来も大きく変わるんだろうな。それを具体的に思い描き、モチベーションを高め、意識を保ち続けたい。この一文に出会えただけでも、この本を読む価値があった。