40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

「まじめ」は寿命を縮める「不良」長寿のすすめ

まじめは寿命を縮める 不良長寿のすすめ  (宝島社新書)

まじめは寿命を縮める 不良長寿のすすめ (宝島社新書)

感想
僕は真面目なのか、そうではないのか。周りからは真面目って言われるけど、そうでもない部分もたくさんある。要領がいいところがあるし、柔軟性もあるし。なにより、ストレスを抱え込まないからな。うじうじと不毛なことを考えたって何の意味もない。自分には変えられないことを悩んだって無駄なだけだし、変えられるのならばさっさと変えればいいし。時間は有限なのに、そんな非生産的なことに使えないよ。いつでも充実した、楽しい時間を過ごしていきたい。

といいつつ、この本のタイトルにドキッとして惹かれちゃうのは、やっぱり自分が真面目だと自覚している部分もあるんだろうな。「〜ねばならない」思考なんかはその通り。生活を律して、効果的に使っていきたいと思っているから。まあ、それほど強迫的なものでもないんだけど。もしそうだったら、去年の目標達成率があんな無残なことになるわけないんだし。

そんなわけで、自分自身の性格について自問自答しながら、もっと楽しく生きるヒントでも得られればと、読み進めていった。(こういった部分は、真面目って言えるよな。)



コレステロールはすっかり悪者にされていますが、すべてのホルモンのもとで、脳の大事な栄養でもあって、医学データを見ると、むしろコレステロール値が高めの人の方が長生きしています。
一方150以下の低い人は感染症うつ病にかかりやすい傾向があるようで、発ガン率も高くて、早死にしているケースが多いんです。ガチガチの健康管理によってストイックになりすぎ、免疫系に影響が出たことも考えられます。

僕のコレステロール値はいくつだったかと去年、一昨年の健康診断の結果を調べてみたら、150以下だった。ちょっと悲しい。



ストレスフリーな環境では、すぐにガンやうつになったり、寝こんだり、ボケてしまいます。
やむを得ず一人暮らしをしなければならなくなったら。男性は命を懸けて、女友達をさがしましょう。恋人や奥さんは無理でも、お茶につきあってくれる女友達がひとりいるだけで、生活の張りが全く違ってきます。

これは分かるなあ。僕も普段の生活の快適さを追求するあまり、平和な環境を作り過ぎている。まあだからこそ、大勢の集まりの場に意識して行くようにしたり、長期の休みの時には旅行に行ったりすることで予測不可能な状況を作り出し、負荷をかけてるんだけどね。
まあ、純粋に楽しいからってのが一番の理由だけど。



毎日、ゲラゲラ笑う時間をつくりましょう。お笑い番組であろうとコメディー映画であろうと、手段はなんでもいいんです。家族とバカを言って笑いあえたり、笑って盛り上がれる仲間がいれば、それがいちばん幸せです。何があっても、何がなんでも笑ってみせる、という心意気が、病気を遠ざけます。
僕は笑いの沸点が低い。そのほうがより楽しくなれるから。難しく考えて笑いを追求したって仕方ないからね。


なかなか面白い本だった。改善できる点は改善していこう。