5:26起床、6:07出発
30.石部神社 (石川県小松市)(加賀一宮 2)
恒例の朝一神社。他に人もおらず、ゆっくり楽しめた。地元密着型の神社だね。境内から古代・中世の遺跡が発掘されたらしく、発掘調査中とのこと。調査が進めば展示物も増え、もっと盛り上がるようになるかも?
百寺巡礼の第14番。一向宗ではなく曹洞宗。一向宗が栄えた時代には追いやられたこともあったけど、その後再興したとか。無料開放されてるのがありがたい。時間のせいもあるけど参拝者も寺の人もいないし、ここまで大っぴらでいいのかね。
賽銭箱の部分の木彫り細工が賑やかだった。専属の彫士でもいるのか?静かで雰囲気のある場所だった。
百寺巡礼の第16番。ここは規模が大きかった!本堂内にも入れたし、お金を取るだけあるね。そしてここも木彫りが見事。柱上部の飾り部分がめちゃくちゃ豪勢で精巧だった。そして「日本遺産」の看板を見て納得。井波は宮大工の鑿一丁から生まれた木彫刻で登録されているとか。だからあれだけ立派だったのか。
百寺巡礼の第15番。加賀藩第二代藩主前田利長の菩提を弔うために建立された寺。山門、仏殿、法堂が国宝。他、重文も多数。流石の規模。色々と見るところがあるのでがっつり見学した。
35.射水神社・高岡城跡 (富山県高岡市)(越中一宮 4)(100名城 7)
城域に神社があるので2つ同時に。射水神社はこの地に遷座されてから来年で150周年を迎えるらしく、それに向けて屋根の葺き替え工事とか神輿の新造とかを行っているとか。ちょっとタイミングが悪かったけど、これもまた縁。
城は1609年、前田利長の築城。でも1615年には一国一城令により廃城。その後も管理はされていたらしく、土塁や堀なんかの縄張り、一部の石垣は残り、現在は公園となっている。学術的価値はあるんだろうけど、素人的にはやっぱり天守とか欲しいよねえ。
718年行基の創建と伝わるが、上杉軍との戦いの際に悉く焼失。その後、1500年代に再建されたとのこと。焼失前が最盛期だったんだね。なるほど。それでも十分歴史のある神社。献灯の燈籠も多く、地元の人達に大事にされているのが伝わってくる神社だった。
昼食「廻転とやま鮨」
海がある県は海鮮が美味しいというけれど、その中でも富山は美味しいという評判を聞いて行ってみた。確かに、どのネタも美味しかった!
立山雄山頂上にある本社ではなく、麓にある末社へ。ここの一宮訪問はかなり難易度が高いからな。今回の旅では行けないので、とりあえず末社でお茶を濁す。いつか機会があれば挑戦してみたい。
晩飯「ラーメン一心」
食べてみたかったブラックラーメン。スープが本当に黒い。醤油ベースらしいけど、それ以外の素材も加わり、独特の風味。どう表現すればいいのか分からないけど、それでもなかなか美味しかった。癖になる美味さ。また食べてみたい。
これまではずっと孤独だったけど、明日が土曜日だからか、いくつかテントが張ってあった。多少の安心感はあるけど、一人占めもそれはそれで良かったんだけどね。
出費:5258円 235km走行