「今のBRICsがわかる本」

「今のBRICs」がわかる本―“世界のこれから”は、この4カ国が握っている! (知的生きかた文庫)

感想
中国とインドについては一冊の本で詳しくみてきたので、この本で新しく知ることになるのはロシアとブラジル。どうせならそれぞれ一冊ずつ出してくれればいいのに。

まずは中国編。復習になるが、ここで記憶に定着させるようにしよう。ロシア、ブラジルについては初めて読んだが、やっぱり今まで知らなかったことを知るっていうのは大きな喜びだなあ。この世界にはそうやって知れることが無限大に広がっているのだ。本当に面白い。全てを知ることは不可能だけど、その中で自分の興味の志向性を理解し、その面で多くのことを知っていけるようにしたい。とりあえず、どの国も過去の背景から詳しく追っていきたいので、歴史を調べてみたい。

インドについてだが、前読んだ「今のインドがわかる本」では今のインドの隆盛と、今後の発展についてかなり好意的に書かれていたが、今回の「今のBRICsがわかる本」では慎重な見方がされていた。現段階でも、発展が見られるのは極一部の話であり、今後についても安易に考えるべきではない、とのことだ。一つの側から見ることは危険なことで、こういった慎重論があるのも大事なことだ。色んな面から考えて、決定を下していきたい。