日本人 礼儀作法のしきたり
日本人礼儀作法のしきたり (青春新書インテリジェンス 181)
- 作者: 飯倉晴武
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 2007/09/04
- メディア: 新書
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一日で読みきってしまった。まあ、そんなに分量のある本じゃなかったし、じっくり読むようなタイプの本でもないし。
正月、節分、ひな祭り、七夕といった日本の祝日のほとんどが、中国から流れてきたものであることが分かった。かつての中国の影響がどれほどのものだったのかが窺い知れる。そういった隷属状態から、よく独自の文化を築き上げてきたものだと感心する。でも今の中国の勢いはすごいし、将来にはまた影響下に置かれてしまうんだろうか。そんなことを考えた。
礼儀なんて、最近は簡略化されてきており、それほど拘ることもないと思う。もちろん、過去からの精神を継承していくことは大事だと思うけど。形にばかり囚われるのもいかがなものか。日常生活において非常識だと思われない範囲で思いには留めておきたい。この本を読んで今でも覚えているのは、七草について。せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ。使う場面なんて来ないだろうけど、雑学として覚えておきたい。