ウェブ時代5つの定理−この言葉が未来を切り開く!−
- 作者: 梅田望夫
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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物事には必ず、原因があり、結果がある。注意深く事の流れを見つめ、見識を深めるべく努力を続けることで、変化の予兆を感得することができる。また、常に、こういうことが起きたらこうすべきだという対応策を練っておけば、速やかに事に応じていくことができる。そういうことができる者だけがサバイバルしていける、という意味です。
君達の時間が限られている。その時間を、他の誰かの人生を生きることで無駄遣いしてはいけない。ドグマにとらわれてはいけない。それでは他人の思考の結果とともに生きることになる。他人の意見の雑音で、自分の内なる声を掻き消してはいけない。最も重要なことは、君達の心や直感に従う勇気を持つことだ。心や直感は、君達が本当になりたいものが何かを、もうとうの昔に知っているものだ。だからそれ以外のことは全て二の次でいい。 ― スティーブ・ジョブズ
感想
「ウェブ時代をゆく」や「ウェブ進化論」に比べればそれほどの衝撃がなかったため、正直に言えばちょっと拍子抜けした。まあ、この本は梅田さんを形作るITの先進者たちの珠玉の言葉を集めたもので、そこから具体的な形に落とし込まれていないから直接の行動に結びつくものを想像しにくい、ということがあるんだろう。でも、加工前のパワーは感じた。特にアップルのジョブスの言葉は胸に響く。僕も昔はそういうふうに生きていたから。そこから抜け出せた今、それよりも幸せにならなくちゃ絶対に駄目だ。