無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法
- 作者: 勝間和代
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2007/04/05
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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教養のための勉強は、たいてい職場の雑学博士になってしまうだけです。それは土台がないところに知識のみが積み上がるため、体系化されておらず、応用力に欠けるからです。いま行なっている仕事に繋がらなければ、他人の目には、雑学にしか見えません。教養のための勉強は、基礎スキルを身に付けた後の話。将来を予測するための歴史の勉強、新しい切り口を見つけるための文化の勉強など。
一人で勉強する際には、どんな仕組みでもいいのでアウトプットを起点にして、そこからインプットに戻る、という方法をとることをお勧めします。自分でブログを作って、勉強してきたことをどんどんまとめていくのもいいですし、職場で学んできたことを実際に応用して、使ってみるのもいいと思います。とにかく、インプットしたときと同じくらいの努力や時間を、アウトプットに費やしてください。
もし勉強したいと思うなら、なるべく色々な人に会い、色々なことを要求される場に、あえて身を置いてみるのも一つの方法です。一般に、プロフェッショナル・ファームと言われているような、ロー・ファーム、コンサルティング・ファーム、アカウンティング・ファームが勉強の場としてよいのは、業務上、無理やり勉強させられるためです。
感想
この本はかなり参考になった。実際に、紹介されていたカナル型イヤホンと、商品開発に関する本も購入した。速読にもかなり興味がある。もっと評判を確かめて、確かなものならば受けてみようかな。もっともっと本を読んで知識を吸収したい。この世の全てを知る、という野望のために。勉強するなら最上級まで、というのも感銘を受けた。情報処理や簿記について、もっと上級の資格の取得を目指してみようかな。読むだけで満足せず、実践を重視していきたい。