40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

お金持ちの習慣が身に付く超心理術

お金持ちの習慣が身につく「超」心理術

お金持ちの習慣が身につく「超」心理術

「楽しそうだから」「面白そうだから」「興味があるから」と考えてアイデアを出したほうが、結局は、オリジナリティのある、儲かるアイデアが出てくるのである。最初はあまり損得がどうの、という打算的な考えはしないほうがいい。


学習心理学には、「オーバーロードの原則」という有名な原理がある。「過負荷の法則」とも言う。身体能力でも頭脳的な能力でもいいのだが、とにかく自分の能力を高め、何かを身に付けたいとするなら、負荷がかかるようにやらなければ意味がないのだ。能力を伸ばすためには大体、150%ぐらいの負荷が必要のようだ。仕事でも、10やってこい、と言われたら、15くらいはこなしたい。与えられたことを普通にやっているだけだと、どんぐりの背比べからは抜け出られない。人より一歩抜け出たいと思うなら、戦略がどうの、技術がどうのと言う前に、まずはノルマ以上にやることだ。そうすれば、少しくらい間違えたやり方をしていても、あなたの能力はみるみるアップする。


技術的な訓練や仕事の熟練の度合いは、その人の成功要因の15%に過ぎず、残りの85%はコミュニケーション能力であったという。つまり仕事の技術や熟練が成功に及ぼす影響力は二割以下であり、残りほとんどはコミュニケーション能力にあると断言できるのである。
コミュニケーション能力は、自分で意識して努力しないかぎり、決して身に付かないし、磨かれない。下手な人は、10年経っても下手なままである。「どうやれば自分を魅力的に見せられるか」「どうやれば、相手を楽しませる会話ができるのか」「どうやって感謝の言葉を伝えるか」そういうことを常に意識して、その能力を積極的に高めていこう。


毎日、前向きに生き、積極的に人生を送っている人は、まず人間関係が積極的である。人間関係をうまくやることは、全ての物事をうまくやるために必須なのだと言えるだろう。
一つのコツは、大きな声で話すことだ。もう一つのコツは、自分から話しかけることだ。自分から何の不安も感じずに声をかけられるようになれば、既に一人前である。挨拶だけでも自分からできるようになれば、自分で自分のことを褒めてあげていいと思う。
カッコをつけず、自分のあけっぴろげのところを見せよう。そのオープンさが、コミュニケーション能力には非常に重要になる。コミュニケーション能力は場数である。場数を踏めば踏むほど、面白いように、コミュニケーションはうまくなる。



感想
「成功者の習慣」の本の第二段。前作も参考になる部分が多かったが、今作も大いに参考になった。意識して取り組み、自分を変革していきたい。特に、コミュニケーション能力は是非身に付けたい。