考える技術・書く技術−問題解決力を伸ばすピラミッド原則−

考える技術・書く技術―問題解決力を伸ばすピラミッド原則

読み手や聞き手は、自分の目や耳に入ってくる事柄をそのたびごとに関連づけ体系づけて理解しようとします。したがって自分の考えを間違いなく伝えるためには、前もってその筋道を伝え、理解の枠組みを自分のものと同じにしてもらう必要があるのです。そうしなければ、それぞれの事柄の関連性を誤解されてしまったり、最悪の場合、何も伝わらないことになりかねません。

読み手の感情の流れに合わせて文章を展開していく。読み手が読み進めるのを助ける形で考えを配置する。
具体的な言葉を使う。結果が十分に具体的に表現されており、最終的に得られるものの姿が実際に頭の中でイメージできるようになっているかをチェックする。

感想
ロジカルシンキングの原点らしい。各所でお勧めされていたため読んでみた。
絶賛されていた内容ではあるんだけど、僕の実力が足りない面もあるんだろう、内容が難しすぎる。Amazonレビューによると訳が下手すぎるとのことなので、その影響もあるのかもしれないけど。後半に進むにつれて理解しがたくなっていくため、途中は軽く飛ばした。

といっても、参考に出来そうな部分はちゃんとあった。僕は結構文章作成能力には自信があるほうなんだけど、自己流に凝り固まることなく、ここで基礎を固めてより良い文章を書くことができるようになれれば嬉しいなあ。文章を書き始める前に考えること、序文の書き方、本文の書き方等、ちゃんと実行に移していきたい。僕は自己満足の文章を書く傾向にあるからなあ。どんな文章でもちゃんと読み手を思いやった文章を書いていくことを心がけよう。これ一冊読んだだけでは心もとないので、ロジカルシンキングの関連本を今後複数読み進めていくことにしよう。