ご冗談でしょう、ファインマンさん 上

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

感想
ここ最近僕がずっと読んでいる本とはちょっと毛色が違う内容。といっても、「数学ガール」みたいに純粋に学問の話をしているわけでもない。ノーベル物理学賞受賞者であるファインマンが、自身を取り巻くあらゆる出来事について語った本。仕事の話も当然出てくるんだけど、その中身に立ち入ることなく、仕事場での人間関係とか出来事とかに焦点を当てている。
何かを参考にしようと思って読むような本じゃないけど、ただただ面白かった。ファインマンという一人の人間の考え方・生き様を知ることができた。科学者がみんなこの人のような思考回路ってわけじゃないけど、やっぱり常人とは違うものを持ってるよなあ。