40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

3年で辞めた若者はどこへ行ったのか

どんな業務でも、20年も先のことは誰にもわからない。人事にしても、この先さらにアウトソーシングが進むはずだ。安定したレールを探すだけでは、いずれきっと行き詰まるだろう。とすれば、進むべき道は一つ。自分で自分の目的地を決め、後はそれに向けて進むだけだ。キャリア開発、資格試験、あるいは仕事以外の何か・・・それができる人間こそ、21世紀のエリートに違いない。

生の充実感とは、自己の個性を発揮し、その動機を達成することでしか得られないものだ。
「とりあえず好きなことにトライするのが人生であり、若さだと思うんです。そういう過程を経ないまま、いつの間にかレールを進んでいたわけですね。回り道や畑違いの経験を積み重ねることで、後から風味が出る、そんな気がします」
ずっとボトルの中だけで過ごしていては、何年経っても味なんて出るわけがない。もし、人生において自分だけの風味を出したいのであれば、大切なのは潮風にあたることだ。


感想
かなり前に読みたいなあと思っていた本だったんだけど、最近この著者が新作を出したことを知り、その流れでこの本を読んでみるか、と思い立ち図書館で借りた。時間が経っていることもあり、すぐに借りることが出来た。
企業内に留まるよりも、そこを飛び出して独立した人たちの話を中心に扱っているため、どうかなと思っていたんだけど、これからの時代、会社を出なくても彼らと同じような意識を持っておくことは必須だと思うし、結構参考になった。新作も早く読んでみたい。