ワタシの夫は理系クン
- 作者: 渡辺由美子
- 出版社/メーカー: エヌティティ出版
- 発売日: 2009/10/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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感想
自分自身について知るのはなかなか難しい。こうやってブログを書くことの利点の一つは、気付きや感想を書く段で自分の内面を探り、表出させてそれを記録することで、自分の本質を知れることだ。深く考えることで、表面上は意識していなかった思いが浮かび上がってくるのはなかなか面白い。そうして改めて意識してみると、また今後の行動方針も変わってきたりするものだからな。
というわけでこの本。僕も理系の人間なわけだけど、理系人間がどういう特性を備えているものなのか、他人の立場を通して見てみようかと思って。なんだけど結論。著者の旦那は、理系という前にまずオタク。僕はオタクじゃないんでね。ゲームやマンガは結構好きだけど、第一優先のものじゃない。
夫の叫びで共感できたのは、「願いを叶えるためには正しく申請してほしい」「理想の服は、定型不変の制服」ってところだけ。まあ、面白かったけどね。ここまで変わった人でも奥さん(著者)とうまくやっていけるものなんだなあ。でも著者もコミケに出品したりネットゲームにはまったりと、同じオタク同士だからこそうまくやれてるんだろう。根元が同じってのは、うまくやっていくために大切な要素なんだろうな。そういう人を見つけるようにしないと。でも僕の根元って何なんだろう。って、それを探っているところなんだよな。