40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

3つの真実−人生を変える“愛と幸せと豊かさの秘密”−

3つの真実 人生を変える“愛と幸せと豊かさの秘密”

3つの真実 人生を変える“愛と幸せと豊かさの秘密”

実に多くの人間が、その場の感情や衝動に動かされて、自分が望む現実とは逆の現実を作り出してしまう。もし君が人生でそれを繰り返したくないなら、まず「人生を通じて最も望むものはなにか」をはっきりとさせることじゃ。そして、それをはっきりさせることが、中心軸を定めることになる。実に奇妙なことじゃが、多くの人間は「自分が人生で最も望んでいるものがなにか」を知らない。それゆえに、起きる出来事に振り回され、感情や衝動に流されてしまうのじゃ。

人間の行動の動機は、突き詰めていくと愛か恐れのどちらかしかないのじゃ。このことを知ると、自分の行動の背後にあるものを理解できるようになる。

感情は目的として追求するものではなく、結果として受け取るものなのじゃ。大切なのは、「幸福感」という感情を追い求めることではなく、「幸せな生き方」をすることじゃ。そのプロセスの中にこそ、本当の幸せはある。


自尊心を満たして本当の幸せにいたるための三つの真実
①自分が宇宙とつながった偉大な存在であると感じる。人間の意識は脳や肉体を超えた存在であると考える。(ユング
⇒人からの評価によらず、存在していることそれ自体に価値があることを理解する。
鏡の法則(心の底で認めたものが現実化する。心の波長と同類の出来事が引き寄せられる。)
⇒感謝できることを探し、心を感謝の気持ちで満たす。それにより幸せを引き寄せる。
③自分が何を感じているのかに気づき、それをそのまま味わう。
⇒感情を抑圧しない。感情は、それをきちんと感じることで解放することができる。


感想
この著書が書いた「鏡の法則」って本も読んだことがあるが、あの本は良かった。今回の本もなかなか面白かった。
真実①について、僕はこの本で言われるまでもなく、自分自身の絶対的な価値を既に認めている。自信を持っている。だからあまり他人からの評価には関心がない。もちろん、認めてもらえるのは嬉しいけれど、認められなくても劣等感を感じることはないし、人に追い越されても焦燥感を感じることはない。周りに左右されないため、僕は安定している。これは本当、僕の大きな武器だと感じている。どうして僕はこれを身に付けることができたのかなあ。ここまで特に挫折することなく歩んでこれた人生だけど、でも何かを獲得することによって得た自信ならば、本当の安心を得ることはできないはずだからな。親の無条件の愛情ってやつだろうか。でも色々と指図されてきたように思うんだけど。指図はあったとしても、それに従ったから愛情を注いでくれたってわけじゃなかった、ってことだろうか。それを無意識のうちに理解していたから、自分の価値を信じられたのかなあ。だとしたら親に感謝だな。ちゃんとその恩は返していかないとな。
真実②について、僕は自分の価値を認めているのと同じく、他人の価値もしっかりと認めている。だから僕には敵がいないし、周りの人たちがちょっと敬遠している人とでも結構仲良くやれる。これも僕の武器だと思う。武器って、それを利用しようって意味じゃなくてね。他人に対する感情以外にも、僕は負の感情をすぐに手放すため、割合平穏な生活を送っている。でもこれが、負の感情を抑圧しているってことだったら嫌だなあ。僕って感情の機微に乏しいところがあるし、その可能性もありそうだ。あるがままを受け入れるんで、細かく感情を読む必要がなかったんだよな。って、言い訳になるけど。でもあるがままを受け入れているんなら抑圧はしていないのか?実際どうなんだろ。この真実③に関してはちゃんと探っていかないとな。感情豊かになったほうがより面白い人生が送れそうだし。
それと、「人生を通じて最も望むものはなにか」について。「周りの人の人生の充実に貢献したい」ってのが今のところの僕の目標。そのために、人の能力を見極め、それを育て、最大限活かせる道を提示したいと思っている。そのための方法には何があるのか、どういう手段があるのかってのもしっかり考えていかないとな。
あと、これが僕の本当にやりたいことなのかってのも見直していかないと。僕の現実は平穏ではあるけれど、本当はもっと求めていることがあるかもしれない。というか、まだまだ今の現状に満足しているわけじゃないんだからな。こうして自分を振り返るのは良いことだ。これからも定期的に考えていこう。