すべては一杯のコーヒーから
- 作者: 松田公太
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/03/27
- メディア: 文庫
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安易な快楽や贅沢に流されず自分を見失わない強い人間になるためには、どうしたらよいのだろうか。それは、夢を持ち、目標を明確にすることである。そして、個人として持っている夢や目的にシンクロしている会社で働くことが、人間としての成長に繋がる。
感想
この間の参院選で、僕は「みんなの党」から出馬したこの人に投票した。見事当選を果たしてくれたわけだけど、実はどういう人なのかよくは分かってなかったんだよね。なので自分が投票した人について調べてみようと思い、この本を読んだ。
一代でタリーズを日本に根付かせただけあり、凄い人だった。本人は「何も持っていなかった。情熱だけだった。」って言ってるけれど、ここまでの情熱を注げることこそが凄いんだと思う。僕も人生の目標を掲げてはいるが、それは、松田さんのような情熱を傾けるほどのものになっているのか?まだまだ真の目的まで到達していない、深堀りができていないんじゃないか?目標が明確になったとして、それは今の職場でシンクロさせて追及していけるものなのか?色々と考えていかなくてはいけないことに気付かせてくれた。
僕はコーヒーショップにはあまり行かない人間なんだけど、今度タリーズを見かけたら寄ってみようっと。