40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

親が死ぬまでにしたい55のこと

親が死ぬまでにしたい55のこと (Earth star books)

親が死ぬまでにしたい55のこと (Earth star books)

12.家族が集う日を決める
我が家では、僕も含めて子ども3人が就職とともに実家を出ているが、もともと実家も都内にあるので、家族5人全員が月に1回集まっている。月に一度、家族に会って愚痴や近況報告や、くだらない話をする。そんなひとときが自分をリセットし、また1ヵ月がんばれるような気持ちにさせてくれるのだ。


29.親の若い頃の写真を見る
「お母さん、このころ、幸せそうだね」と、我ながらベタな感想を漏らしてしまった。すると、母がすかさず言った。「あんたが生まれてからのほうが、ずっと幸せよ」


感想
親孝行とか意識して取り組んだことはないんだけど、後悔するようなことにはなりたくない。ちょっと前にテレビで放映されていたことがあったんだけど、そこで興味を持ち、本で読んでみることにした。55項目というのは、今後親と過ごせる日数の「55日間」にかけたものらしいが、寝る時間も含めて一日24時間丸々を計算に入れるのは間違いだろう。親の残された寿命20年×一年間に会う日数6日間を掛けた、120日が正解だろうに。まあそんなのはどうでもいいんだけど。
感動したのは、「2.母子手帳を見せてもらう」「5.メールの操作を教えてあげる」「16.親と一緒に酒を酌み交わす」「29.親の若い頃の写真を見る」。実践してみようと思ったのは、「12.家族が集う日を決める」「28.親が自分にかけたお金を計算する」「41.親を人間ドックに招待する」「43.親の趣味を共有する」。
僕は一人暮らしをしてるんだけど、実家は一時間かからず行けるところにあるし、2週間に1度は行っている。図書館に寄るついでって感じなんだけど。他の人たちよりは行動を起こしやすい環境にいるんだし、この幸運をちゃんと活かさないとな。こういう本を読んで、改めて意識することってあるよな。図書館で借りて一度読んで満足するんじゃなくて、手元に置いて定期的に読み、常に思い返していくべきなんだろうな。とりあえず、やれるところからやっていこう。