40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

クーリエ ジャポン 2010年 10月号

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 10月号 [雑誌]

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 10月号 [雑誌]

感想
今回も色々と興味深い記事があった。やっぱり巻頭の特集記事ってのは、質が高くて楽しいなあ。今回のは「最強の講師陣に学ぶ世界一の集中講義」。その中の一時限目、「人のやる気を引き出すにはアメとムチはもう古い」って記事。人をやる気にさせ、動かすにはどうすればいいかっていうのは、僕も興味あるところで、行動科学や人材育成の本なんかを読んだりする。ここで紹介されている「モチベーション3.0」って本も面白そうだな。図書館で予約してみたけど、かなり人気みたいなんでいつ読めることやら。

5時限目、「世界の構造を把握するには歴史を統計的視点で見ればいい」って記事。歴史に数字や統計を使う手法は一般的なアプローチ法ではなく、この方法論に懐疑的、敵対的な歴史学者は多いそうだ。分野が細分化されて流動性がなくなると、旧来の方法に固執した固定的な観念ってのが生まれてくるよなあ。著者にはその概念を打ち破り、歴史に新たな視点を提示してもらいたい。この人が書いた「銃・病原菌・鉄」って本はすごく面白かったからな。歴史をもっと多面的・横断的に理解できるようになりたい。

他には、「最新の心理学でわかった大舞台で結果を出す人の条件」って記事が面白かった。僕も結構緊張してしまうほうだからなあ。頭が真っ白になってしまうのが怖いので、いつも発表の時には完全原稿を用意してしまう。慣れの面もあるんだろうけど。自分に合ったリラックス法を色々模索していきたい。

その他面白かった記事「ブッシュに首ったけ」「米国人の体の大部分はトウモロコシでできている」「街のいたるところにこんなにも・・・”プチ発電所”計画、進行中!」「IQ220の超天才に聞いた正しい脳の使い方」