誇りある沖縄へ
- 作者: 小林よしのり
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/06/13
- メディア: 単行本
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『あれが返還されたら、ある意味では沖縄の本土復帰よりインパクトがありますよ。面積は、択捉島で沖縄本島の約2.6倍、国後島で1.3倍、色丹、歯舞諸島をあわせると、全体で沖縄本島の4倍以上あるんですよ。その北方領土が返還されたら、広大な地域を何から何まで面倒をみなきゃいけない。インフラを「本土並み」に整備するだけで、一体いくらのお金が必要になるか。』
感想
ゴー宣の沖縄論を読み、もうちょっと深めていこうと思ってこの本を読んでみた。まあ、同じ著者が書いた本を読んでも、見識が広がりはしないんだろうけどさ。補強にはなった。
北方領土についての宮城氏の考えはなかなか面白い視点だな。経済面で考える問題ではないかもしれないけど、でも多角的に問題を検討するためには、そういうアプローチも必要だよな。物事にプラスだけ、マイナスだけってのはなかなか無い。最適な判断を下すためにも、一つの見方に縛られない自分でありたい。