最強の「個人資産」形成術−いかにしてバランスシート・リッチになるか−
- 作者: 米田隆
- 出版社/メーカー: ファーストプレス
- 発売日: 2006/03/10
- メディア: 単行本
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たんなるインカム・リッチは、長生きをすればするほど、見えない負債をバランスシート上に積み上げていく。それを帳消しにして、ある程度の金融資産を持たない限り、死ぬまで働き続けることになる。
⇒インカム・リッチは、収入と同じくらい支出するライフスタイルに慣れてしまっているため(固定費が高い)
老後のための資産形成は、目標までの運用期間が10年以上あれば株式を中心とするのが原則であり、株式を組み込んだ株式投資信託で毎月の給与から1万円でも休ませることなく効率的に長期運用する。
感想
特に新しい情報というのはなかったかな。別にライフステージが新しくなったわけでもないし。
著者はファイナンシャル・アドバイザーの会社を立ち上げているため、その販促のための本って側面も強そうだな。投資の利回りを8%に設定してるけど、これも妥当なのか?過去の平均がそうだったからといって、今後もそうなる保証はない。といって、銀行に眠らせておくつもりはさらさらないけどね。長期運用で平均3%でも取れればいいな。
僕はいつも半期ごとに総資産の確認をしている。投資バランスの見直しのためにもね。ちょうど6月末で締めた資産の集計が終わったんで、ちょっと公開してみようかな。と言っても、絶対額を出すのはあれなんで、カテゴリーごとの割合を。
現預金 42.5%
日本株 20.6%
外国株 20.2%
外国債権 11.3%
商品先物 5.4%
結構つぎ込んでいる方だと思っていたが、こうしてみるとまだまだ投資に回っていないお金が眠っているなあ。ある程度余裕をみたとしても、半分以上は使える。積立投資の額を増やそうかな。近々大きな買い物をする予定もないし、生活環境が劇的に変わる予定もないんだし。