40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

20歳のときに知っておきたかったこと

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学集中講義

  • 作者: ティナ・シーリグ,Tina Seelig,高遠裕子
  • 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
  • 発売日: 2010/03/10
  • メディア: ハードカバー
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失敗は学習のプロセスにつきものなのだということを肝に銘じておいてください。失敗していないとすれば、それは十分なリスクを取っていないからかもしれません。

「運のいい人たち」には、一般の人よりも幸運を呼び込みやすい共通の資質があることを発見しました。第一に、目の前に転がってきたチャンスを活かします。周囲で起きることにたえず注意を払うことで、そのときどきの状況を最大限に活かせるのです。運のいい人たちは、未知のチャンスを歓迎し、経験のないことにも積極的に挑戦します。よく知らないジャンルの本を積極的に読み、あまり知られていない場所を旅し、自分とは違うタイプの人たちとつきあおうとします。

種明かしをすると、これまでの章のタイトルはすべて、「あなた自身に許可を与える」としてもよかったのです。わたしが伝えたかったのは、常識を疑う許可、世の中を新鮮な目で見る許可、実験する許可、失敗する許可、自分自身で進路を描く許可、そして自分自身の限界を試す許可を、あなた自身に与えてください、ということなのですから。


感想
Amazonで結構売れていた本。評判も高いし。図書館で予約していて、ようやく読むことができた。著者が、自分の息子のために、「社会に出るにあたって知っておいた方がいいこと」をまとめたもの。世の中で成功するため、幸福になるための方法を提示したもので、言ってしまえば自己啓発本ってことだな。内容も、別に新しいものではなく、どこかで聞いたことがあるものばかり。
といっても、「あまり意味がなかった」と言うつもりはない。こういうことを常に念頭に置いて生活できる人は少なく、たびたび思い返させてもらう必要があるからな。同じことでも、言い方によって、タイミング・時期によって、響き方が違うことも多いし。
僕自身、未だにこういう本に惹かれてしまうのは、まだまだ行動が十分じゃないからなんだろうなあ。分かっていても行動できていないことが多いわけで、こうして改めて指摘され、背中を押されて、頑張っていこうと思えた。もちろん、昔から比べれば色々と成長しているとは思っているけど。早くこういう本を必要としない自分になりたい。