人生のシナリオを書き換えるイメージの法則
人生のシナリオを書き換える イメージの法則 第3の目と4つのシークレット (超☆きらめき)
- 作者: 牧野内大史
- 出版社/メーカー: ヒカルランド
- 発売日: 2011/09/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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心理療法で状況が改善しやすい人と、改善しにくい人のちがい。今起きていることを「あたまで考えるレベル」から、「からだで感じるレベル」まで降ろしてくることができる人は、心理療法で効果も出るということでした。逆に心理療法であまり効果が出ない人たちは、問題を「あたまで考えるレベル」にとどめ、それに対して自分がどう感じるのかという「からだで感じるレベル」には持ってくることができなかったのです。
人間には選択の自由、「自由意志」というものが与えられています。そして、誰もがなりたい自分を選択し、決めることで望んだ通りの人生を生きています。わたしたちが感じていること、持っている感情も同じです。誰もが今、自分が自分で一番よいと思うことをやっています。「自分の人生で起きることのすべては自分の責任である」
本質的には人生に失敗というものは存在しません。
感想
今の生き方にそれほど不満があるわけでも、違和感を感じているわけでもない。でも、よりよい手段があるならば模索していきたいってことで。とはいえ、かなり距離を置きながら読んだ感じだけど。こういう、自分を奥底から変えていこうとする方法は、安易に手を出すのは危ないからな。ただ、そういうのは全面的に信頼して活用しないと何の効果も無いという性質を持っているんだけど。とりあえず、どういった手段や考え方を提供しているのかだけでも知っておこうと。
本の中でも、そういう構えた態度をとる人は、「あたまで考えるレベル」にとどめる人として紹介されている。そうすることでたくさんの痛みから自分自身を守ってきた、と。まあ、自衛手段であるのはその通りだろう。でも、この世界は全てが全て信頼に足るわけじゃないんだし、それは当然のこと。それを取っ払えたほうが劇的な生き方ができるとしても、そういうジェットコースターみたいな生き方は僕の目指す方向とは違うので、別に構わない。そこに自分を固定させるわけじゃないけど、変化は自分でコントロールしたい。
この本を読んで印象に残ったのは、「自分にとって退屈な日々が続くのだとしたら、それは外側に原因があるのではない。内側に原因がある。外の活動を活発化させるだけでは解決しない。」ってこと。僕も充実した生活を目指して新しいことを知りたい・体験したいという欲求を持っているけれど、外を求めるばかりでなく、内面を模索していくことも合わせてやっていかないとな。まあ、読書をするのは、そっち方面を磨くためでもあるしね。両者のバランスをとって楽しんでいこう。