クーリエ ジャポン 2011年 11月号
COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2011年 11月号 [雑誌]
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2011/09/24
- メディア: 雑誌
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コミュニティが自ら投資しなければ、計画の管理はできません。トップダウンではなく、ボトムアップなのです。
開発途上にある国々では、「コミュニティ自身が深く関わるかどうか」が成否を分ける戦略。人々の関心を集めることも重要視して、啓蒙にも力を注ぐ。
「我々のプロジェクトでは、非技術的な部分にかなりの時間と労力を費やす。社会的、環境的、経済的な側面で失敗したら、技術的には高水準なことを実現しても、プロジェクトは失敗するだろう」
どんな仕事でも最優先するのは、現地での準備だ。「事前の根回し」が重要になると言う。
●マッチ・ドットコムについて
デイリー5とは、マッチのアルゴリズムをもとに毎日5人の会員をメールで紹介するサービスである。会員は紹介された相手について評価を下す義務がある。その相手に興味があるか「イエス」「ノー」「メイビー」で答えることになっており、答えないと次の相手を紹介してもらえないのだ。回答は、新たなデータとしてアルゴリズムに組み込まれる。
感想
途上国支援について。前にも、その難しさについての記事がクーリエに載っていたけど、今回のは成果を上げている支援について。やっぱり、ただ単にお金や技術を投入するだけじゃ駄目なんだよな。ここまでしてこそ、ようやく意味がある。お手軽に成果や満足を得ようなんて思ってはいけない。
最近、ジャニーズが震災復興募金で集めたお金を、パンダを呼ぶのに使うと発表していた。募金した人の中には、そんなことに使われたくないって反対している人もいるみたいだけど。まあ、気持ちは分からないでもないけど、目的も分からないのに、ただただお手軽な自己満足で募金した人間が言えた話じゃないよな。本当の意味・効果を考えるならば、どう使うかはちゃんと吟味しないと。自分が実際に活動するのではないとしても、どういう人にそれを託すのかは考えないと。
マッチ・ドットコムについての記事はちょっと面白かった。マッチング精度を高める方法とか、よく考えられているんだなあ。