40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

40代を後悔しない50のリスト−1万人の失敗談からわかった人生の法則

40代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則

40代を後悔しない50のリスト 1万人の失敗談からわかった人生の法則

30代までは個のスキルを磨くことがメインでしたが、40代になると個のスキルアップはもちろん、もっとまわりを巻き込んで、まわりを動かすマネジメントスキルが求められる役まわりになるといってもいいでしょう。2,30代とは求められているスキルが異なる分、かつての敗者であっても成功してしまうことが少なくないのです。


勝負する強みがなかったと後悔している人に限って、勝負する土俵が絞られておらず茫漠としているという印象を受けてきました。あるいは、明らかに勝負する土俵が違うということもありました。勝負する分野に関する意識と、その分野でどう戦うかという「自分のキャリア戦略」の意識が乏しいのです。


結局のところマネジャーとメンバーとをつなぐものはコミュニケーションしかありません。コミュニケーションといっても何でもいいわけではなく、もっとも有効なものがメンバーへのフィードバック、つまりメンバーからの報告、連絡に対してコメントやアドバイスを返すことなのです。


「バイブル書」との出会い、そして、その本を暗記するほどまでに繰り返し読んで、自分でアレンジして講演できるくらいまでに読み込むことが意味を持つのです。



感想
前に30代編を読んだことがあったが、その40代編。まだ30代での課題も果たせていないし、早いのは分かっているんだけど。まあ、先を見て備えておくのも悪くはないからな。


40代ではやっぱり、後輩・部下を持つ身としての振る舞いが中心になっているようだな。このブログのプロフィールにも書いているように、僕もゆくゆくはその立場に立ち、仕事を回していきたいと思っている。でも実際のところ、どうなのかなあ。後輩は出来るとしても、部下を持てるかは分からないよな。というか、今の部署には後輩すらいないし。文中、「マネジメントスキルを向上させるには、年下とのやり取りの蓄積がまるで臨床実験のように不可欠なのです。」ってあるけれど、それを磨く機会がないってのは悲しすぎる。出来ることからやっていくしかないんだろうけど。


それに、「40代になると組織の中では中間管理職として板挟みになっているケースが多く、自分の意のままに仕事を進めることができない状況にあります。」っていうのも、ちょっと考えどころ。今は結構自由に動ける立ち位置だからな。あんまり拘束されるのは好きじゃない。一歩離れた場所からのサポートのほうが性に合っているかもなあ。でもやっぱり、中に入るほうが権限も行使できるだろうしな。考えどころだ。


読書は結構出来ているほうだと思うけど、文中でお薦めされていた「バイブル読書」ってのをやってみようと思った。僕は、一度読んだ本をもう一度読むことはないからな。気に入った部分だけ抜き出して、本は手放してしまう。でも、その本を本当に自分のものにできたのかってのは、いつも考えるところではある。一時期よりビジネス書を読まなくなったのは、似たようなことが書いてあるというのもそうだけど、読んでも大半実践できていないから、ってのもあったし。ここらで、一つの本を身に刻み込んでみるのも悪くない。そこで、著者も読み込んだという、コトラーの「マーケティング・マネジメント」を読むことにした。マーケティングは、今の業務においても深めておきたい分野だし。さっそくAmazonで購入。いい効果が出るといいな。