君は、世界を迎え撃つ準備ができているか?
- 作者: 田村耕太郎
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2012/12/01
- メディア: 単行本
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人生は準備こそが全てだ。準備の仕方と大切さは失敗が教えてくれる。挑戦を避けて失敗から逃れている限り、この経験は身につかない。
歴史を見ても、勝負は投入量で決まる。エネルギー、時間、情熱、愛、お金。これらを全て投入した者が勝つ。これからの時代を考えれば、自分で考え抜くことに全力を投入すべきだと思う。
自分にしかできない強みを振り返る
・自分は何を知っているのか?
・自分は何が好きなのか?
・自分の性格や志向はどうなのか?
・身につけている武器として何があるか?
多様な学問を通じて、物事を多角的な視点で観察・検証し、論理的に考える能力を養う。激変の時代にこそ先を読むために必要な能力を養う。自分の判断の根幹を支えるたくましい知性、知識があれば正しい悩み方ができ、それが人間をつくっていく。教養は西洋に偏らず東洋やイスラームやアフリカなどの思想・宗教・文化・歴史への理解をも含む。
感想
典型的なビジネス書。こういう本をたくさん読んだところで、特に効果は上がらないとは思うけど。でも、年末だしね。気持ちを盛り上げ、やるべきことを端的に指摘してくれるのは、この時期にはふさわしいかな。
確かに、最悪を想定して準備をするのは大切なこと。そこまでの事態はそうそう起こらないだろうけど、備えが全く無駄になることはないんだし。それに、想定外の事態に見舞われることのほうがダメージは大きいからな。しっかり考えておこう。
色々とお勧めの本も紹介されていたし、それらもチェックしていきたい。古典も、追っていきたいテーマの一つ。教養を磨く読書もしていきたい。