【番外編】2012年の振り返り１ 書評まとめ

去年に引き続き、2012年を振り返ってみる。

今年ブログでは、計118のエントリーをアップした。コンスタントには上げられたと思うけど、去年は160エントリーだったからな。ペースダウンは否めない。
読書した本は134冊。去年は156冊だったので、これも減ったなあ。まあ、その分他の点が充実したってことにしよう。

次は、今年印象に残った読書について
・橘玲「(日本人)」
これを含めた日本人論が面白かった。「日本人としてこれだけは知っておきたいこと」「菊と刀」「戦略的思考とは何か」「失敗の本質」とか。自分の立ち位置を定めるためにも、こういうことを知っておくのは大切だよな。

・谷口智彦「通貨燃ゆ」
政治に興味を持ち始めたのは今年から。政治家や官僚について、また国際政治について。「通貨燃ゆ」の影響から、「フォーリン・アフェアーズ・リポート」の定期購読も始めたし。それぞれの国の歴史・文化・国民性が絡み合ってくる部分なんですごく複雑。でも、だからこそ面白そう。もっともっと理解できるようになりたい。

・小出裕章「原発のウソ」
原発についても何冊か読んだな。民主党政権から自民党政権に移り、また方針も変わってくる。安倍さんによると、「新しい原発を作っていく」らしいし。僕は反対の立場ではないけど、やるからには徹底的・継続的な対策を進めてもらわなくちゃな。

・リンダ・グラットン「ワーク・シフト」
今後の世の中の変化・働き方の変化について考えたのも面白かった。chikirinさん企画の感想会も面白かったし。変化に取り残されないよう、これからも油断無く先を見通し、対処を怠らないようにしたい。備えは大切だよな。

・橙乃ままれ「ログ・ホライズン」
ラノベ・小説から選ぶならこれかな。「ソードアート・オンライン」も面白いけどね。設定や、瞬発力・没入感はソードアートのほうが上。早くそんな世界が来て欲しい。でも、幅広い登場人物の人間模様を丁寧に描いてくれるのが、ログホラの良いところだよな。主人公の性格や立ち位置も、こっちのほうが好き。来年1月からは、同じ著者が書いた「まおゆう」のアニメが始まる。ソードアートまでとは言わないけど、この作品もブレイクしてくれたら嬉しいなあ。

次は、タグ別ランキング。1位が59個の「雑学」。2位が46個の「生き方」。3位が20個の「仕事」、4位が7個の「人間関係」。偏ってるのは去年と同じ。結局分類を見直さなかったなあ。来年は、「歴史」「政治」「思想」「行動」「古典」を追加してみるかな。これで少しは分散してくれるといいんだけど。

最後に。12/30までの総アクセス数は153,200くらい。1年で8万弱。ありがたいことだな。今年は定期性のために、あまり意味の無いエントリーを載せた時もあったけど、来年はそういうのは割愛しようと思う。量より質。まあ、大した質でもないけどさ。方向性を定めた読書も進めていきたい。今回タグに追加したものを中心に。それ以外の、知的好奇心を刺激される読書もしていきたいけどね。