となりの億万長者

となりの億万長者―成功を生む7つの法則

資産を築くには自分をコントロールする精神力、犠牲をいとわぬ態度、そして勤勉さが必要である。

年齢に、税引き前の年間家計所得をかけ、10で割る。ここから、遺産相続額を引いた金額が期待資産額である。これを上回っていれば、同じ所得層・年齢層の人よりも金持ちと言ってよい。

蓄財優等生は何かをゼロから築き上げること、金を貯めて経済的に自立することを目標にする。劣等性はステイタスの高いライフスタイルを誇示することに重点をおく。

感想
「値段の10倍得する本」の第8弾。本物の億万長者のライフスタイルを紹介する本。Amazonでの評価もかなり高い。なんだけど、それほど得るところがあるものではなかった。僕にとっては当たり前で、既に実践しているようなことだったからな。「まあそうだよな」って感じ。何にいくら使ったかはちゃんと把握しているし、見栄の出費なんかにはまるで関心ないし、収入に合わせて出費を増やしたりもしていないし。

と言いつつ、実際の資産額は、期待資産額を下回っていたんだけど。こんな単純な式では分からないとか、日本とアメリカは違うしとか、色々言い訳してみたけど、やっぱりなんか悔しい。まあ、今の生活環境が変わらなければ、近いうちに達成できそうではある。

でも逆に、結局最後に使い切れないまま残してしまうのも無駄だよな。まあ、先が見えない時代なんで、貯蓄が先に立ってしまうのも仕方ない面があるけれど。今の生活でそれほど切り詰めている意識はないとはいえ、使うことで見えてくる世界もある。どちらかの極端に走らず、持続可能な範囲内で色々な経験を積んでいきたい。