いよいよ、韓国経済が崩壊するこれだけの理由
いよいよ、韓国経済が崩壊するこれだけの理由 (WAC BOOK)
- 作者: 三橋貴明
- 出版社/メーカー: ワック
- 発売日: 2013/01/09
- メディア: 単行本
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2004年度のサムスン電子の収益構造。たった2.3%を占めるに過ぎない国内市場での売上で、営業利益の実に87.2%も稼ぎ出しています。営業利益率は56.1%です。対して海外市場での営業利益率はわずかに2.4%。(売上の割合は海外77.7%、国内22.3%)
見た目は世界市場を席巻しているかのような韓国企業ですが、実際は自国民を犠牲にして海外での売上の数字を伸ばしているだけで、まともに利益を上げているわけではないのです。経済戦略そのものにも、韓国人特有の勝ち負けにこだわる気質や「見た目第一主義」がよく表れているように思われます。
サムスンを初めとする韓国企業が他国の技術を無断借用し、次々と訴訟を起こされているのは、韓国社会に蔓延する「盗んだ者勝ち」の考え方が染みついているからでしょう。知的財産権が守られない国では、国内の開発投資にも支障が出てきます。自社の知的財産権が守られず、他社から簡単に模倣されてしまう環境では、企業は開発投資に資金をつぎ込むことなどできません。
⇒海外の資本財メーカーに支払うお金の割合は、年を追うごとに増える傾向にある。独自技術が育たないばかりかむしろ依存度を高めている。
韓国人はもともとウソをつくことに抵抗がなく、「ウソも100回言えば真実」という言葉通り、自分の利益になるのであればウソをつき通したほうが勝ち、という考え方をよくします。さらに言えば、「身内正義」というのも韓国人独特で、身内のために必要ならウソをつくのが「情」というものだ、と考えます。従軍慰安婦問題などはまさにその典型です。
彼らは日本を責め続けるしかないのです。少なくとも対日本の話題に関しては、韓国に言論の自由はないと言えます。精神的な面だけでなく、事実や情報を歪めてしまうことで、政府も国民も正しい対応策が取れなくなっています。
感想
誰に対しても、あんまり偏った見方はしたくないと思っている。そうすることで事実を歪めることにもなりかねないし、悪い面を見続けて自分の精神衛生にダメージを負うのもバカらしいので。
距離を置くのが一番簡単な対処法だけど、どうしても関わりを持たざるを得ないってこともある。その時はいつまでも逃げ続けず、相手を知ることが不可欠。無知でいれば、相手のいいようにやられてしまうからな。まあ、韓国には既に色々とやられているけどね。これ以上付け込ませないためにも。
韓国については昔一通り調べたし、今でもネットを見れば色々な言説が溢れているんで、大体のことは把握していたんだけど。この本の評判が良かったので、改めて調べてみることにした。知っていることも多かったけど、今回初めて知ったこともあり、勉強になった。
特に、サムスン電子の収益構造について。世界を席巻しているけれど、こんな内実があったのか。そのあまりの横暴さにびっくり。国内に健全な競争があるってのはありがたいことだ。
それ以外にも、韓国の現状ってのは、グローバル化・市場主義が極端に進むとどうなるか、ってのを表しているように思う。こうした実例から学び、しっかり防衛しないと。日本にそれが出来るといいんだけど、どうなんだろうなあ。