40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

戦国の合戦

暦や易の知識をもった軍配者型軍師とか、呪術者型軍師といわれるのが、そもそもの軍師だったのである。いつが吉日か悪日かを教えてもらうだけでなく、いつ出陣したらよいか占ってもらうようになっていった。首実検の差配も軍師の仕事であった。


光秀から毛利方へ信長を討ったことをしらせる密書をもった使者が、毛利の陣営と秀吉の陣所をまちがえ、捕えられ、秀吉はそこではじめて本能寺の変のことを知ったという。
しかし、これはあまりにも作り話めいていて信用できない。当時、噂を流したり、偽りの書状を出して相手を撹乱することは日常茶飯事で、仮に、そのようなまぬけな使者がいて捕まったとしても、秀吉がそのまま密書の内容を信用したとは思えないからである。やはり、別なルートで、秀吉は信長の死を知ったものと思われる。



感想
ところどころの知識はあってもあんまり詳しく調べたことがなかったんで、とても勉強になった。ただ、地名と地図の一致、武将の名前等、頭の中で全く繋がりがないため、いちいち調べながらで疲れた。読みやすい本ではあったけど。そして、その知識がどこまで頭に残ったかというと、残念ながら。


ゲームでもやれば楽しく頭に入るかと、ずっと前に購入した「信長の野望」を1時間ほどプレイしてみたけど、こういうシミュレーションゲームはやり慣れていないこともあり、ストレスが溜まった。もっと武将やそれぞれの戦いについて知識があれば面白く入れる可能性もあるかな。ゲームが先か、本による勉強が先か。
でもこういうのが頭で繋がると地理にも詳しくなれて旅行も楽しくなるだろうし、今後とも暇が続くのなら、継続して学んでいきたいな。


研究により修正されてきている戦いもあり、確定された過去ではなく、現在進行形で進展が進んでいるんだな。ただ、そうなると僕がかろうじて持っている知識も修正する必要が出てきて。奥が深いね。