瞬時に何かを判断する本能と、ドラマチックな物語を求める本能が、「ドラマチックすぎる世界の見方」と、世界についての誤解を生んでいる。
ドラマチックな本能は、人生に意味を見出し、毎日を生きるために必要不可欠だ。けれども、ドラマチックなものを求めすぎると、ありのままの世界を見ることはできない。何が正しいのかもわからないままだ。
②ネガティブ本能 「世界はどんどん悪くなっている」という思い込み
⑤過大視本能 「目の前の数字がいちばん重要だ」という思い込み
⑩焦り本能 「いますぐ手を打たないと大変なことになる」という思い込み
感想
最初に、どれほど世界のことを知っているか、13問のクイズに答えたんだけど。結果は、たったの3問正解。衝撃を受けた。2100年の子供の数（20億人）と、2100年に人口が増える最も大きな理由（15歳から74歳の大人が増えるから）、地球温暖化について、のみ。世界の実像とこれほどかけ離れた理解しか持っていなかった自分に、我ながらびっくり。
操作や強制されることが嫌いで、親・会社・社会・マスコミ等、強制の対象から逃れてアリリタを達成した人間なのだから。付け込まれる隙を残しておくのは得策ではない。統計情報なんか定期的に発表されているんだから、ちゃんとチェックし、大勢・大局観を掴むことを自分に課していきたい。
