【番外編】熊野旅行２

今回の旅の目的は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の制覇。その構成要素は結構あるんだよな。
熊野三山 ⇒ 補陀洛山寺、那智原始林、那智の滝、熊野那智大社、青岸渡寺、
　　　　　　熊野速玉大社、熊野本宮大社
参詣道　 ⇒ 伊勢路、大辺路、中辺路、小辺路、高野山町石道、大峯奥駈道
高野山　 ⇒ 丹生都比売神社、金剛峯寺、慈尊院、丹生官省符神社
吉野山　 ⇒ 吉野山、金峯山寺、吉水神社、吉野水分神社、金峯神社、大峰山寺

これらのうち、全く触れられなかったのは大峰山寺。参詣道は、一応全部ちょっとずつかじったが、当然ながら全踏破は無理。その他は回ることが出来た。
4日間という日程では結構頑張ったほうじゃないかな。まあ、「行った」ってだけで満足しているわけじゃないんだけどさ。それに、もっとのんびりとした旅を楽しみたいって気持ちもあるんだけどね。でも、せっかく行くんだから目一杯回りたいって思っちゃうんだよな。我ながら、貧乏性だなあ。
僕がのんびり楽しむためには、見所が一つしかないような場所に行くしかないな。今回の場所とか、京都・奈良といった場所では、僕が落ち着くってのは望めそうにない。
あと、今回は車は使わず、バス・電車・徒歩での移動にした。これも、かなりの制約事項になったなあ。都会ではない場所の運行間隔を舐めていた。まあ、そんな中でどうやって効率よく回るかってのを考えながら移動するのもなかなか面白かったけどね。でも、次回があればその時は車を使おう。

なんだかんだ言ったけど、古事記・日本書紀に出てくるような歴史ある場所に触れることが出来て嬉しかったし、楽しかった。毎回言ってることだけど、人の積み重ねてきたもの、営みってのは、すごいよなあ。その想いは尊い。
そうしたものを土台として、今の僕たちは立っている。それを思いに留めつつ、日々の生活を送っていこう。

写真は神倉神社。熊野の神さまが最初に降り立ったとされている場所。