巨匠に教わる絵画の見かた
- 作者: 早坂優子
- 出版社/メーカー: 視覚デザイン研究所
- 発売日: 1996/10/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 8人 クリック: 45回
- この商品を含むブログ (24件) を見る
イタリア旅行の予習として。イタリアでは教会や美術館に行ってたくさんの絵を見ることになるんだから、最低限の知識くらいは身に付けておきたいし。でも実は、あまり役に立たないかも、と思いながら読んでいたんだけど、結構学んだことも多く、やっぱり読んでおいて良かった。
ルネサンス期から現代までの絵画の流れを追っており、イタリアが主流なのはルネサンスとバロックまで。それ以後のロココ・新古典・ロマンなんかはフランスが主流になっていく。だから、イタリア行きに必要なのは前半の1/4くらいだけだったんだけど、でも美術史の流れを俯瞰して見るのも結構面白いもんだった。
今、上野でルーブル美術館展がやっているし、イタリア旅行後に見に行ってみるのもいいかもな。それに、これを期に絵画についての本をもっと読み込んでいくのも面白いかもしれない。とりあえず、この本の前半部分については、旅行直前期にもう一度復習してから行くことにしよう。