40歳アリリタ(早期退職)達成者のブログ

メインは書評(自分語り)。色々と経験する中で自分の生き方が固まり、2014/11/02の記事を集大成に方針確定。2020年3月末、40歳にてアリリタ達成!

エンダーのゲーム

エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF (746))

エンダーのゲーム (ハヤカワ文庫 SF (746))

感想
「スゴ本」サイトで紹介されていた本。小説を読むのは2月に読んだ「カラマーゾフの兄弟」以来4ヶ月ぶりくらい。SFとなれば「終末のフール」を読んで以来だから、8ヶ月ぶり。本当、小説ってのはあんまり読まない。昔は小説しか読まなかったんだけど、いつの頃からか、どうせ時間をかけて読むのならば自分の実になる、役に立つ本がいいってことで実用書にシフトしていったんだよなあ。今となっては、そうやって一方に偏ることもあまり良くないってのが分かってきたんで、もう少し文芸書のウェイトを増やしていってもいいと思っているんだけど。そんな中、いつも参考にしている「スゴ本」サイトで取り上げられており、何だか惹かれるものがあったので読んでみることにした。
もともと小説は好きなんで、読み始めればあっという間に読み終えた。こういう、もともと能力の高い人間が活躍する話ってのは結構好き。面白かった。物語の最後のほうに、ちょっとしたトリックが仕掛けられている。「スゴ本」のサイト主は半分読んだところで分かってしまったそうだが、僕は最終戦の前の描写でようやく気付いた。でも僕としては、ネタバレ前に気付くことは稀なんで、なかなか嬉しかった。いつも素直に入り込んで読んでしまうんだよなあ。想像力が足りないみたい。まあ、そっちのほうが衝撃度が大きいし、楽しめるんだけどね。
続編も出ているらしいが、どうしようかなあ。Amazonでの評価は結構高いみたいだし、余裕があれば読んでみようかな。