通勤電車でよむ詩集
- 作者: 小池昌代
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2009/09/08
- メディア: 新書
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「宇宙を隠す野良犬」 村上昭夫
「いつ立ち去ってもいい場所」谷川俊太郎
「孤独な泳ぎ手」 衣更着 信
感想
サイト「わたしが知らないスゴ本」でのお勧め本。詩ってのは僕が今まで挑戦したことのないジャンルで、自分がどう反応するのか期待というか、興味を持ちながら読んでいった。結果としては、結構楽しめたんじゃないかと思う。
理解できない詩も多かったが、そういう「理解不能で処理できない」感情を抱くことそのものを楽しむというか。普段動かされることのない心の部分を刺激されるというか。現代美術を見て感じたのと同じものを感じた。言葉では説明しづらいけど、こういうのもいいよね。
この世界の色々なものを味わい尽くすという僕の目標からすれば、これもまたそれを達成するための一歩・手段だな、と。そして、たまに僕にも理解できる、色々な想念が頭の中を巡る詩に出会えると嬉しかったり。今後も色々な詩を読み進めていくのも面白いかもな。
もっともっと、色んな経験を積んでいきたい。今の僕には想像もできないことまで。そして、それを一緒に楽しめる人が見つけられたらいいなあ。